在宅ワーカーに資格は必要?
久しぶりの記事アップになります。サボっていた訳ではありません。実は、ちょっとした資格試験の勉強をしていました。大人になってから勉強する楽しみに目覚めた管理人です。
資格は就職活動に有利なだけではありません。フリーランスの方にとって資格は大きなアピールポイントになりますし、より専門性の高いお仕事を受注する事が出来るようになります。時給換算した場合の報酬額もぐっとアップします。
在宅ワーカーの場合、通常の会社員に比べると自由な時間も多いかと思います。時間を有効に活用して、自分の強みになるような資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。(ご紹介するのはかなり一般的なものですが、、)
一般事務系
日商簿記
こちらは、お仕事のために必要という事ではありません。フリーランスの場合自分で確定申告をする必要があります。青色申告したい場合にはある程度、複式簿記の知識も必要なので、勉強しておいて損は無いかと思います。ただ、freeeなどの会計ツールを使用してポチポチお金の出し入れを登録するだけでも知識は身に付くので、興味が無ければわざわざ取得する必要は無いでしょう。
MOS
クラウドソーシングのサイトには資格を記入する欄があります。そこが空白だと少し頼りない感じもするので「そこそこPC操作得意ですよ」とアピールする材料としておすすめの資格です。教材を購入して、独学で取得できる資格です。受験料は少しお高めですが、受験日時も受験場所もかなり多いので取得しやすい資格です。
WEB・SNS・デザイン関連
資格取得<実績重視
デザインやWEB関連の案件は多いですが、これらは資格よりも実績を重視されます。資格取得の勉強をする時間があるのであれば、自分で実際にデザインソフトやFTPソフト、その他のツールを使用して実績を積む方が良いでしょう。最近では、WEBサイトの更新やワードプレスでの作業も一般事務の仕事になりつつあります。WEB関連業務の需要がそれだけ多いのでしょう。
SNSエキスパート検定
FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSマーケティング力をアピールする事ができます。講義を受講し、検定に合格すると「SNSエキスパート」として認定されます。企業においてもSNSでの情報発信があたりまえの時代、学んでおくと色んな場面で役に立ちそうですね。管理人も興味はありますが、検定受講料がお高めなので要検討です。
クリエイター能力検定
サーティファイが運営している検定試験です。WEBサイト全般の知識を問う「Webクリエイター能力検定」の他、Photoshopなどの各ツール別に受験が可能です。実技と知識問題の2構成です。ちょっとしたアピールになりますし、知識問題の内容は業務の効率化にも繋がります。
専門分野
TOEIC
TOEICに関しては何点以上でアピールポイントになるのか、管理人はよく分からないのですが、翻訳のお仕事は継続案件も多いので、収入は安定するでしょう。さらに翻訳だけではなく「翻訳×医療」や「翻訳×法律」など複数の得意分野を掛け算する事も受注率アップに繋がります。
FP
くらしとお金のスペシャリストです。くらしに必要な資産運用や、税制、保険、年金、相続などの知識が身につきます。お金や保険に関連する企業サイトや情報サイトを運営されている企業は沢山ありますので、そういった企業からのライティングや顧客対応などのお仕事を受注することが可能になります。また、ご自身の生活にも役に立つ知識なので学んでおいて損は無いでしょう。
士業系
最近では、士業の方々も本業だけでなく執筆や情報サイトの運営などで収入を得る時代です。資格取得で学んだ知識を活かしてライターやYouTuberとして活躍されている士業の方も多いです。簡単な資格では無いですが、資格保持者とそうでない方の記事はやはり説得力が違いますね。情報発信する場合には、細かい法改正情報も追いかけ続ける必要があります。
売り込む武器があればOK
ここまで書いておいて、あれですが、資格が無くても売り込む武器があれば資格欄が空白でも問題無いです。資格はあくまでアピールポイントのひとつですので、費用や勉強する時間に見合わないと思うのであれば資格取得ではなく、コツコツ実務経験を積む事をおすすめいたします。
クラウドソーシングのサイト上で個人が自分のスキルを武器に売り込む時代です。得意分野をひとつに絞り込むのではなく、「ライティング×医療×英語」や「デザイン×飲食×マーケティング」など複数掛け合わせる提案力も今後は必要になってきます。この掛け合わせのバリエーションを増やす意味では、資格取得は有効な手段であると思います。