お勉強会0912

雇用型勤務についてのお話

ゲストにお越しいただき、雇用型在宅ワークの仕組みについて理解を深めました。

一言に在宅ワークといっても、雇用型なのかフリーランスで働くのかによって、必要なスキルやツールは大きく異なります。今回実際に雇用型で勤務するテレコ管理人のお話もさせていただきました。

フリーランスとの違い

通常の会社員と同じ様に、朝出勤したら挨拶をして業務を開始します。勤務の時間は、フレックス勤務やみなし制度を導入されていなければ、決まった時間内での勤務となります。フリーランスの場合は、作業単位で報酬が決まっている事がほとんどですが、雇用型の場合は時給や月給制である事が多いです。

ですので、雇用型の場合、例え手待ち時間が発生してもその時間もお給料が発生します。業務を受注して承認されるまでお給料が発生しないフリーランスの方に比べると、収入は安定します。

特別なスキルがある場合

特別なスキルがある場合は、そのスキルを高く買ってくれる企業でなければ、フリーランスの方が稼げます。特別なスキル+ある程度の営業ノウハウをお持ちでしたら、フリーランスとしてご自分でお仕事を受注することをおすすめします。

小さいお子さんがいる場合

雇用型の場合は、通常の会社員と同じ様にチームで仕事をすることが多いです。ですので、お子様の体調不良などにより急に、PCの前から離れる必要が出た場合、チームの方へバトンタッチする事が可能です。フリーランスの場合は代わりがいないので、もしも急用が入った場合でも自分で対応するしかありません。

事前に決められた納期を遵守できない場合は、例えお仕事を完了納品しても、承認されない可能性もあります。今のご自身の家庭状況も踏まえて、今後の働き方を検討してみてください。

人によって働き方は様々です。以下、管理人が個人的におすすめする働き方です。

・子供小さい+スキル経験は無い⇒クラウドソーシングでコツコツ

・子供小さい+スキル験有り⇒勤務型で安定して働く

・時間有+スキル経験は無い⇒クラウドソーシングで収入を得つつ、スキルアップに励む

・時間有+スキル験有り⇒フリーランスでバリバリ稼ぐ

 

操作を体験しよう

実際に雇用型在宅ワークを体験していただきました。内容は省略いたしますが、様々なツールを使用して遠隔にいる仲間とどの様にお仕事を進めていくのか、イメージ出来たのではないでしょうか。

連絡手段

雇用型の場合、主な連絡手段はチャットベースになります。チャットとは皆さん普段使用されているLINEと同じ様にメッセージをぽこぽこ送信するものです。ここでデータのやり取りなども行われます。使用するツールは企業によって異なりますが、SlackやChatWorkなどが有名でしょうか。

更に、会議をする場合や、業務を引き継ぐ場合には、WEB会議ツールを使用してコニュニケーションを取ります。こちらもLINEのテレビ通話の様なものです。有名なものでいうと、SkypeやZoomでしょうか。用途によって、カメラのon・offを切り替えたり、パソコンの画面を共有して意思疎通を図ります。

 

使用ツール

主な連絡手段は上記の通りです。次に作業の共有です。

最近では、クラウドソーシングでのお仕事もGoogleサービスを介しての納品が多いです。Googleのスプレッドシートやドキュメントを遠隔にいるクライアントさまやチームの仲間と共有して、同時進行でお仕事を進めていきます。(Officeソフトの出番はほとんどありません)

ここでしつこい様ですが、セキュリティの話が出てきます。パソコンのセキュリティも大事ですが、「アカウント」のセキュリティも再度見直してみましょう。パソコンはお仕事をするための道具です。「アカウント」は様々な道具を使用するための「権限」の様なものです。

その権限が乗っ取られてしまうと、パソコン本体が受けるダメージよりもかなり大きなものになります。アカウントには様々なクラウド上の情報が沢山紐付けされているからです。難しい事は無いので、下記サイトより自分で設定できそうな対策はやっておくと安心です。

Googleセキュリティ設定

 

遠隔の特徴

在宅で仕事をする場合、基本的に相手の顔は見えません。ですのでチャットなど、テキストメッセージの内容で相手の人柄を知っていく機会が多いです。

チャットの一言や受け答えひとつで「丁寧な人だな」と好印象を与える事もできますし、反対に「何か雑だな」と悪印象を与える事もあります。Enterを押してしまう前に、文面を一度見直す様にしましょう。

あとは、先程出てきたGoogleの共有サービスです。管理人の勝手な感想ですが、スプレッドシートの使い方でもその人の人柄を感じます。配色や文字の大きさ、見やすさなどで勝手にイメージしています。

 

更に参加者の方がこの様に仰っていました。「上司に確認事項がある時など、忙しい時間帯や機嫌の良い時間帯などを意識せずに連絡出来るのは良いですね。」

確かにそうですね。対面だと、どうしてもタイミングを取ることが難しかったり、コミュニケーションの方に気が取られて作業が進まない場合もあります。在宅ワークのメリットとして良く挙げられる「生産性の向上」というのはこれも影響していますね。

 

データの受け渡し方法

こちらは勉強会では説明していませんが、補足です。在宅でお仕事をしていて、他の方とデータをやり取りする際には雇用型でもフリーランスでも、GoogleDriveやDropboxなどのクラウドサービスを使用する事が多いです。

簡単なテキストや簡易的なデータであれば、チャットやメールでやり取りする事もありますが、帳票や継続的に使用するデータは、保存管理が必要ですし、同時進行でデータを作成修正するためです。

その他に、クラウドソーシングのサービスではサイト内でデータの受け渡しも可能です。

そして、動画や大量の画像などデータ容量の多いものに関しては、データ転送サービスを使用します。「データ 転送」などと検索してください。セキュリティの問題もあるので、パスワードが掛けられるものを使用しましょう。フリーのもので十分です。

使い方はシンプルで、①サイトにデータをアップロード②パスワードを設定③ダウンロードするためのURLをコピーするか、送る相手にメールを送信といった流れで簡単に大容量のデータを送信できます。

・簡単なメモやテキスト・保存不要なもの⇒メールやチャット

・データベース・追記修正を繰り返すもの⇒クラウドストレージ

・動画など重たいもの⇒データ便などのデータ転送サービス

 

 

ランチタイム

ガレリア亀岡でランチ

遠方の方はご興味無いかと思いますが、我らが亀岡にある「生涯学習施設ガレリア亀岡」には今回勉強会で使用させていただいた研修室だけでなく様々な施設があります。もちろん、託児施設や図書館なども用意されています。

今回は遠方からゲストにお越しいただいたので、ガレリア亀岡の道の駅「物産市場アトリオ」さんでランチを購入。亀岡牛を使用したコロッケや美山牛乳を使用したスイーツなど、京都出身で無くても知っている様な美味しいものが沢山あります。

今回はガレリア施設内のオープンスペースでゆったりとランチさせていただきました。ちなみにガレリア亀岡のオープンスペース、予約無しでどなたでもご利用いただけます。確認したところ、ガレリアのWi-Fiもきちんと拾えましたので、こちらでお仕事をすることも可能です。更に、こちらのオープンスペースには「ぱすてる」さんというパン屋さんがカフェをオープンされていますので、食後のコーヒーもいただけます。

女子会

勉強会では、一方的にお伝えする事が多かったので、参加者の方々の今後のキャリアや家庭のことなどをぐいぐいお聞きしました。同じ家庭環境でも仕事に対する考え方は人それぞれです。家計の為に働く人もいれば、仕事が楽しくて趣味感覚で働く人もいます。

でも、テレコに参加してくださっているママさんの共通点は「何か変わりたい」と考えてらっしゃる点です。それがモチベーションにも繋がりますし、そうやって今の自分の生活に問題意識を持って、新たな事にチャレンジするママさんはかっこいいですね。

話がそれましたが、ランチタイムでは「なぜ女性の社会進出が進まないのか?」「家庭でのご主人との関係性」など大人女子トピックが挙がりました。

結論は忘れちゃいましたが、管理人にとっては大変みのりのある1日でした。